挿絵『母の友』「小児科つれづれ草」

「小児科つれづれ草」山田真医師「第62回食物アレルギー」

 

秋の公園で遊んでいるようなイメージの親子を4点、ドングリをもっている子は娘をモデルに描きました。

 

食物アレルギーというのは「食物を摂取することで様々なアレルギー症状が出る状態」ですが、症状の起こり方と起こる時間によって二つに分けられます。即時型反応と非即時型反応です。

即時型反応は食べて二時間以内(ほとんどは十五分以内)に唇などがはれる、皮膚が赤くなる、かゆくなる、じん麻疹、嘔吐などの症状が出る場合です。皮膚が赤くなってかゆいだけといった軽症から、意識がうすれる、血圧が下がるといった全身反応が出るアナフィラキシーショックの場合は緊急の治療が必要で、生命にかかわることもあります。

非即時型反応は食べてから六〜八時間後に出る場合と、一〜二日後に出る場合とがあります。湿疹、じん麻疹、下痢などの症状です。